2015年9月10日木曜日

1st Event Mt.Fuji Mountain-Climbing レポート①

1st Event Mt.Fuji Mountain-Climbing
2015年9月6日(日)~9月7日(月)

活動レポート①
北口本宮富士浅間神社~3200m白雲荘 編

一緒に富士山を楽しんだの仲間は2名。
B-CREWのCREWであるMichael(マイケル)
一般参加の小松さん
2人とも初富士山チャレンジ!

前日から天候が心配されましたが、朝はうす曇。
AM 7:30頃に、標高850m北口本宮富士浅間神社に到着して
登山の安全祈願をしに参拝に向かいます。

鳥居の額には、富士山入口を示す「富士山」の表示があります。(写真 左)
参道は、思わず声をあげてしまいそうな見事な社(写真 右)

朱色の大鳥居

※額には神社の名前ではなく、「三国第一山」 
鳥居が北口本宮浅間神社の鳥居ではなく、
富士山そのものに対する鳥居であることを意味しています。


B-CREW (左)ガイド 黒川哲弘(kurotetu) (右)Michael(マイケル)
・帽子(ハット)
・コンプレッションインナー(上下)

吉田口登山道は今では、ほとんどが5合目から登っていますが、
5合目から登れるようになったのは、1964年(昭和39年)に富士スバルラインが開通して
来るまで中腹まで一気にいけるようになってからのことです。

やはり、麓から登るのが本式。
時間も体力的にもきついですが、
一気に車で5合目へ行くより、樹林帯から登り始めるので
高度順応しやすく、高山病になりにくいです。
また、富士山信仰の史蹟が多く残っており歴史を感じられます。

色々な事を考慮し、吉田口馬返ルートで登頂を目指します。

標高1,430m
馬返駐車場にて。
2人のチャレンジがスタートです。



登り始めてすぐに、石造鳥居が見えてきて始まりを実感します。
この鳥居の両側には、猿が合掌して祈りを捧げる石造があります。
これは、富士山が一夜にして湧き出たという伝説があり、
その都市が庚申(かのえさる)であったことから、猿が神の使いであるとされたからです。

現在でも、庚申の年は富士山の御縁年とされ、
その年に登ると一回の登頂で三十三回登ったのと同じ御利益があるとされます。
次の庚申は2040年なので、もう少し先かな。


鳥居をくぐり禊所をすぎるといきなり急傾斜ですが
すぐに1合目に着きます。


標高1,520m 1合目 
鈴原天照大神社


標高1,700m 2合目
御室(小室)浅間神社

標高1,840m 3合目
三社宮・三軒茶屋


4合目 大黒天


標高1,970m 5合目(4合5勺)
井上小屋(御座石小屋)
5合目の指標は転々とあります。
ここら辺は登っていると、あれ??また5合目となり
標高も到達していないのに標柱が違うのもありますが、
そこらへんは気にしないでいきましょう。


標高2,230m 5合目
佐藤小屋
100年以上の歴史のある山小屋。

佐藤小屋にて小休止をしていて出発しようとしたところ・・・
心配していた雨が・・・
予想よりも早くに降り始めて、来てしまいました。

やはりここからは、標高も高くなってくるので
防寒も含めしっかりと雨対策をします。

日蓮上人 銅像
5合目~6合目の間には、八角堂があります。
日蓮上人の自書による「法華経」を埋経した場所。
・マウンテンジャェット(レインウェア)

6合目を目指してひたすら登ります。


標高2,390m 6合目
安全指導センター
6合目はシーズンになると、スバルラインからの登山客やツアーなどで
非常に賑わっています。

小雨なか6合目~7合目の間は、
人工的に手の入った道が続きます。
途中、山頂の方を眺めると雲の切れ間から
山頂へと続く山小屋の列が見ることができました。

7合目と言っても、7合目を示す山小屋は7つあります。
その間は、すべて岩場となっていて、ここからが1日目の
本番登山となっていきます。

標高2,700m 7合目
花小屋

標高2,700m 7合目
日の出館


標高2,800m 7合目
トモエ館

標高2,750m 7合目 救護所
標高2,790m 7合目 鎌岩館
を通過して・・・


標高2,800m 7合目
富士一館


標高2,900m 7合目
鳥居荘

このような岩場がずっと続いています。
天候が雨であったため、写真が少なくてすみません。
天候がこれ以上悪くなる前に目的地へ着きたかったので
最小限の写真に抑えました。
標高3,000m 7合目 東洋館
を過ぎていよいよ8合目の山小屋を目指します。


標高3,100m 8合目
太子館

標高3,150m 8合目
蓬莱館
山小屋の後ろには、大亀岩

蓬莱館から目的地の白雲荘までは
岩場ではなく、ストックが使えるぐらいの傾斜になります。
しかし楽ともいえないのです。
大小さまざまな溶岩が足元を埋め尽くしているので、
歩きにくく、石も不安定なので気をつけないければいけません。

しかも、ここから風が一気に強くなり
時折、体が浮きそうになるぐらいの強風。
雨も強くなってきて非常に厳しい状態。

なんとか、宿泊する白雲荘に到着。

PM 2:15到着
標高3,200m 8合目
白雲荘

白雲荘は最大収容人数が300名と非常に
大きな山小屋となっています。
雨・風が非常に強くなってきて滑り込みで
山小屋に到着してよかったです。

雨にぬれた衣類を着替えて、
山小屋でゆっくりと休みます。
バックパックに忍び込んでいたNelsonくんとも一緒に撮影。



この日の3,200mで気温は6℃と非常に冷えこんでいました。


AM 8:30に馬返より登山を開始して、
PM 2:15に3,200m 白雲荘に無事到着。

登山時間・・・5時間45分

天候があまりよくなかったので、
登るスピードが多少速かったです。

雨も降っていて風もあり十分な休憩が取れない状態でしたが
高山病の症状などが表れず
しっかりと登れた1日目でよかったです。

夕食はもちろん
カレーライスを頂きました。

これが体に染みる旨さなんです。

1st Event Mt.Fuji Mountain-Climbing レポート②へ つづく

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